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特集 「美しい日本をつくる」スマートゴミ箱特集

「美しい日本をつくる」スマートゴミ箱特集

SmaGOとは? スマートゴミ箱 SmaGO[スマゴ]


この企画に参画させていただくことについて

この度、2024年8月1日から、神戸市中心部でのフォーステック社「SmaGO」企画に参画させていただきました。
「箱やさん、パッケージやさんがなぜ?」と思う方もおられると思いますので今回参画させていただいた経緯を述べさせていただきます。

起点は「レジ袋有料化」

2020年7月1日から、いわゆる「プラスチック製買物袋有料化」が始まりました。弊社ではお得意様へプラスチック製買物袋(以降レジ袋とします)を納品しており、有料化に伴い出荷数減少による売上減が見込まれました。この時「レジ袋有料化することが本当に環境に優しいのか?」という疑問を持ち色々調べて行きました。すると「海洋プラスチックごみの中でもレジ袋の割合は少ないこと」「レジ袋はガソリンなどを作ったあとの残りから作られていること」「日本では燃やしてもダイオキシンは発生しないこと」「紙に置き換えても、環境負荷はレジ袋のほうが実は優しいかもしれない」など、色々な疑問点がでてきました。

スマートゴミ箱

そして2020年始めに新型コロナウイルスが蔓延し、レジ袋の方がエコバッグに比べてウイルス対策には優れているのではないか?という意見もあり、「本当にやるのか?」という疑問がある中、レジ袋有料化がスタートしました。毎朝ジョギングをしていて、有料化後は以前見られたレジ袋のポイ捨ては見られなくなりました。しかし、以前はレジ袋の中に入っていたおにぎりやパンなどの袋を見ることが多くなりました。ここで気づきました。「レジ袋有料化するよりも、ゴミ箱をおいてごみを捨てることができるようにすればポイ捨てが減り、海洋汚染もなくなる」と。これがスタートです。

消えたゴミ箱

40代以上の方々なら、昔は街にゴミ箱があったのでは、と思います。しかし1995年3月にあった「地下鉄サリン事件」を契機に、駅やいたるところでゴミ箱がなくなる、もしくは減少しました。以降レジャー施設等一部を除き、街中にはゴミ箱は減ったままです。コンビニ店前にゴミ箱がありましたが、家庭ごみをいれること防ぐために店内に置かれるようになったり、マナーの悪さから無くす店舗も増えています。また飲料の自販機横に缶ビンペットボトル用のゴミ箱がありますが、最近はそれ以外のゴミを入れられるからか、ゴミ箱置かれていない自販機もでてきました。一方でインバウンドを始め観光客が日本各地に増えてきている中、各地でポイ捨てが見られるようになり、お店の方やボランティアの方によるゴミ拾いイベントによって街がなんとか清潔に保たれているように思います。

スマートゴミ箱

人々の本来持っている「良心」を育みたい

ゴミ箱があれば、人々がいれることができることはもちろん、誰かが落としたゴミを発見した際に「あそこにゴミ箱がある」と知っていれば、拾って捨てることができます。落ちているゴミを拾って捨てる。皆さんも、本当はやったほうが良いと思っていることではないでしょうか。
拾った自分も、それを見た人も、そしてゴミがなくなった環境でいい気持ちになれる、いわゆる「良心」が育まれる環境ができます。例えて言うなら、電車内の優先座席を譲るときと似たような気持ちです。反対にゴミを見てそのままにしていると、人々の心もすさんでしまいます。街をきれいにするだけでなく、さらにはその土地に暮らす、訪れる皆様の良心を育みたい。これがこのプロジェクトに参画した理由です。今後神戸だけではなく、あらゆるところに増やしたいと考えています。

「街をきれいにするだけでなく、人々の良心を育み、美しい日本をつくる」

この文章をお読みいただき関心を持たれた方、お問い合わせお待ちしています。

2025年3月27日
株式会社橋本パッケ
代表取締役 橋本洋介



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